生活を綴る

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中途半端なオタクの孤独

 

私は常に寂しさを抱えている。なーんて、遠距離恋愛の人などに比べたら微々たるものなのだけれども。

私はオタクだ。でも、アニメを見るのは苦手だ。どうも長い間集中するのも得意ではなく、またせっかく全話見終えてもまったく心に響かないことが多い。そして漫画も、使えるお金には限度があり、あまり読めない。ネット上の無料漫画などはよく読んでいるけれど、なにかについて語れるほど心酔する作品には未だ出会えない。

 

そして私の中には三角形の…あのなんていうの?カースト図などによく使われるあれがある。最上の数値は5で、でも私は5に到達した作品に出会えていない。平均は4.2程度だろうか。私は本当に感銘を受けた作品には出会えていない。5に到達してほしいだけではなく、5も突き破って欲しい。けど、精々4.8に一時来るくらいだろうか。

 

話は変わるけど、私はある日、ネット上で友達を作ろうと思った。だからmixiに登録した。古い?そう、古いのよ。だからね、みんな大体高年齢なんですよ。ついでにオタク系のコミュニティを覗いてみるでしょ?みなさん好きなアニメや漫画の名前をたくさん書くのよ。それが彼ら、彼女らにとって5なのかはわからないし、3に到達したら書いちゃうのかもしれないけど、多いのよ。そして濃いのよ。怖い。話に乗れない。そう、ここでさっきの私の話。つまりね、オタクと名乗るにはレベルが低すぎるんだけど、一般人(三次元を大切にする人。ネットとは調べ物をするか、SNSだけしか使わない)を名乗るにはオタクすぎる。

 

実はオタクという物差しには二種類あって、「一般人から見たオタク」と、「オタクから見たオタク」がある。…と思う。いや、私の持論なんで…。「一般人」にとっては精々ゲームをちょっとやる人が平均レベルのオタク。「オタク」にとっての平均は、アニメ、漫画をたくさん読む人。(私の持論です)…つまり、私は「一般人から見たオタク」にはレベルが高すぎるけれど、「オタクから見たオタク」にはレベルが足りない。

私みたいな中途半端オタクは、どうやってオタク社会で生きているのだろうか…。と私はこの体験を経て気づいた。いや、そんなの気にせずにグイグイ行ける人は大丈夫なのかもしれない。なんだかうまくまとめられないのでここで終わるけれど、やはり人によって物差しは違うのかもしれない。私みたいに二分割されていなくて、一般人からオタクまで長い人もいるのかも。

 

 

 

 

 

 

刀剣乱舞の脇差藤四郎が好きです!!!シンメ萌えもBLも良し!!!